レタッチとは写真に手を加えるという意味ですが、簡単な物では色や濃度を調整することもレタッチに入ります。ここで言うレタッチとは昔から写真館などで使われてきた「修整」という意味合いで使っています。
「修整」とは撮影した人物をフィルムやプリント上で、気になるシワやニキビ、目の下のクマを消したり、また撮影時に出来た影や眼鏡の反射などを消す技法です。写真がデジタルになり、この修整が更に高度で細かい処理も出来るようになりました。

アルバムに掲載されるすべての写真には何かしらのレタッチ(修整)をかけています。例えば化粧崩れや思いがけない涙、連日の睡眠不足からくる目の充血などスナップ写真ならではのハプニングのほかに、照明の影響で影が顔に落ちたり、メイクが濃過ぎたり薄過ぎたように見える物を修正したり。また二の腕など気になる箇所がありましたら、本人と違い過ぎない程度にレタッチで補います。

左の写真は小ジワやシミの他にも口角や肌のたるみを目立たせる影をレタッチして消しています。

右の写真では充血した目のレタッチの一例です。充血の他にシミやシワのレタッチも施してあります。

※カーソルを合わせるとレタッチ前の写真に変わります。

腕など気になる箇所のライン修整をした例です。作例ということもあり強めにレタッチしています。ほかに頬のテカリや肌の肌理などは実際と同レベルのレタッチをかけています。

※カーソルを合わせるとレタッチ前の写真に変わります。